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核酸のチョコット知識⑥ 細胞と染色体と核酸

 

Ⅱ.ミクロの世界の核酸

 

 生命体は1個の受精卵から出発して、何回も繰り返し分裂しながら、組織をつくり、器官をつくることにより生命体が完成していきます。

 

 

sex

 

 

 

 生命体を構成する最小単位は細胞です。古い細胞は常に分裂して生じた新しい細胞と入れ替わり、生命体が維持されます。また、細胞が何回も分裂したからといって生命体はその生命体本来の姿は失われません。

 これは、細胞の核の中の染色体を構成しているDNAは間違いなく同じDNAを複製しているからです。

 

 

 生命体の基本的な働きはまず自分と同じものをつくり子孫を増やすことです(遺伝)。つぎに生命体を維持するために新陳代謝たんぱく合成を行なうことです。

 

 それではこれらに携わって遺伝やたんぱく合成を司る核酸(DNA、RNA)とは、どういうものなのか、また、それはどのような構造をしているのか。ミクロの世界の核酸をチョコットのぞいてみましょう。

 

 

 

染色体とDNA(遺伝子)DNA2
核酸構造(模式図)

A:アデニン、G:グアニン、C:シトシン、T:チミン P:リン
(---:水素結合)

 

[細胞と染色体と核酸(DNA)(模式図)]

 

 

 

 遺伝形質を伝える染色体はおもにヒストンというたんぱく質とDNA(Deoxyribonucleic acid)とから構成され、クロマチン(Chromatin)と呼ばれることもあります。

 

 また、RNA(Ribonucleic acid)はDNAの情報を写しとったり(m-RNA)活性アミノ酸を運搬したり(t-RNA)、たんぱく合成の工場になったり(r-RNA)します。

 

 

 

DNAとRNA

 

 

 

 核酸構成成分のプリン塩基(Purine base)にはアデニン(Adenine)とグアニン(Guanine)、ピリミジン塩基(Pyrimidine base)にはシトシン(Cytosine)、チミン(Thymine)とウラシル(Uracil)があります。

 

 

 

  RNA DNA
リ  ン  酸 H3PO4 H3PO4
 プリン塩基 アデニン(A)
グアニン(G)
アデニン(A)
グアニン(G)
ピリミジン塩基 シトシン(C)
ウラシル(U)
シトシン(C)
チミン(T)

五  炭  糖 リボース デオキシリボース

[核酸の構成成分]

 

 

 

 

 さらに、塩基と五炭糖(Pentose)の結合したものをヌクレオシド(Nucleoside)といい、ヌクレオシドとリン酸(H3PO4)の結合したものがヌクレオチド(Nucleotide)です。

 

 ヌクレオチドの多数連なったもの(重合体 Polymer)が核酸であり、ヌクレオチドは核酸を構成する基本単位なのです。

 

染色体

[染色体と核酸と塩基]

 

 

 

 

 

   そして、一個の遺伝子は長いDNA上のほんの一部に含まれ点在しています。

 

 

       遺伝子の本体はDNAですが、DNAのすべてが遺伝子とは限りません。 

       ヒトの場合、遺伝暗号をもった遺伝子はDNA全体の一割程度と考えられています。

 

 

 

DNA染色体遺伝子ゲノム(色変更)

 

 

 DNA染色体、遺伝子、ゲノムは、よく、カセットテープにたとえられます。

 

 

カセットテープ(色違い)

 

 

*DNA:遺伝情報が書き込まれた遺伝子を含む物質(テープ)

 

*染色体:DNAとヒストンなどのたんぱく質からなる物質(テープが収納されているカセット)

 

遺伝子:遺伝情報の最小単位(テープのうち録音されている部分) 

      

ゲノム:特定の生命体がもつ、すべての遺伝子の情報(何個かのカセットテープ全体)

[DNA 染色体 遺伝子(Gene) ゲノム(Genome)]

 

 

 

 

 

 

 

どーもくん頭を掻く

う~ん むずかしいな~! でも がんばろう~!!

 

大和田です(小)

 

 

 

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