皆様こんにちは、花野井薬局です。

 

3月になりました。まだまだ寒い日が続きそうですが、今日は久しぶりに太陽を見たのでホッとしています。気分を変えてホームページを春のイメージに変更しました。

 

先日、家族で外食したのですがこんなことがありました。

お座敷のあるお店に入ったところ、座卓は4つほどあり他の家族の方もいらっしゃいました。

そのうちのひとつは、お父さん、お母さん、お子様2人の4人家族のようでした。初めは皆楽しそうにおしゃべりをしていたのですが、突然、お父さんが怒鳴り声を上げました。

 

「俺じゃなくて、もっと行儀の悪いヤツがいるだろ?!」

 

店中に響き渡るような声だったので、ついそちらへ視線が向いてしまいました。お父さん以外の家族の方は伏せ目がちになって、黙っているようでしたが、私たちがビックリしたのはお父さんの食べている格好でした。

 

彼は右足の膝を立て、その膝に右肘をつき、茶碗を左手に、左手のほうもテーブルに肘をついて食事をしていました。

ついつい見入っていると、続いてそのお父さんが言いました。

 

「箸もろくに持てないヤツらがいるのに、俺にだけうるさく言うなよッ!!俺は直すつもりはないからなッ!!」

 

お母さんのほうは気を取り直したように小さい声で

「ほら、○○も(お子さんの名前?)ちゃんとお箸持って。そしたらお父さんもちゃんと直すから。ほら楽しく食べましょう。」

 

と二人に声をかけていました。

 

それからその家族の会話は途切れたままでした。

しばらくして、お母さんが「美味しいわね。」と声をかけたのですが、お父さんはすっかりご機嫌斜めで黙ったまま。お子さんたちも一言も話さず下を向いているばかりでした。

 

どうやらお父さんの食べてる格好をお母さんが見るに見かねて一言注意したのでしょう。お父さんのほうはお子さんのお箸の持ち方も出来ていないのに、自分だけ指摘され気分を害したようでした。

 

食事のマナーにはいろいろあると思います。

和食にいたっては、お皿を箸で寄せない、食べ物にお箸を刺さない、お箸をくわえないなど、洋食はなるべく音を立てないなど、和洋食に限らずテーブルには肘をつかないなど、一応マナーがあります。

 

マナーは国々によって様々だとは思いますが、私自身がいつも思うことの一つに

 

「食事は楽しく取る」

 

ということです。もちろん、国や宗教によっても食事のマナ-に違いはあるでしょうし、これが絶対ということでもないと思います。

 

ただ食事は美味しくいただく、ということの他に、コミュニケーションをとる大事な時間でもあるのではないかと思うのです。しかし、コミュニケーションを取っていれば、どんな食べ方をしてもいいという訳でもないでしょう。

 

お父さんの言っていることにも一理はあります。が、親がまず食事のマナーのお手本を示し、それからお子さんのお箸の持ち方をどうやったら上手に持てるか、ということが会話にのぼったら、とても楽しい食事だったのでは、と思わずにはいられませんでした。

 

一家の大黒柱であるお父さんが、公衆の面前で、ましてやわが子供たちの前でお母さんにピシャリと注意され、威厳をなくすやら恥ずかしいやらの反動で出た態度だったのではと思います。しかし、この父にしてこの子あり、ということわざもあることですし、何よりも誰の目から見てもお父さんの食事をしている格好はとても良いようには見えませんでしたから・・・。

 

お箸の持ち方ももちろん大事です。せっかく日本人なのですから、綺麗にお箸が持てるといいですよね。近頃は日本語もきちんと話すことが出来なくなってきている時代ではないかと思います。日本文化を大事にしたいものです。

 

もしかしたら私も間違った日本語をつかったり、間違ったマナーをしているかもしれません。日本語の勉強や、マナーの勉強を本格的にしている人から見ればそれこそ間違いだらけかもしれません。

 

しかし、食事のマナー、マナーと声高に言うよりはまず食事を楽しむ、ということが大切ではないでしょうか。美味しいものをより美味しく食べる。これに勝るものはないかもしれません。

 

そのご家族のお母さんは最後まで「美味しいわね。」「お腹いっぱい、美味しかったわ。」といっていました。お父さんのほうも、もしかしたらご自宅での食事だったらまた違っていたのかも…。

このご家族の毎日の食事が楽しくあって欲しいな、と思いながらお店を後にしました。

 

もちろん、私たちは楽しく食事をさせていただき帰宅しました。そして、食事のマナーについてすこし調べてみました。参考までにご覧ください。

 

おさらいしましょう。毎日の食事マナー

(株式会社ドール Doleより レシピ集などもあります!)

 

花野井薬局