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”免疫”のチョコット知識④ 好中球、マクロファージ、樹状細胞 T細胞、B細胞

花野井薬局150

“免疫”のチョコット知識④

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免疫が原因となる病気

B.自己免疫疾患ー1

 ヒトの身体は常に病原体などの外敵の危険にさらされています。
外部から細菌やウイルスなどの異物が入ると体内の免疫システムにより、その異物が自分(自己)か、自分でない(非自己)か、を見きわめます。

 自分でない(非自己)と認識すると、T細胞がB細胞に抗体産出の指令を出し、抗原抗体反応により異物のみ攻撃排除(免疫)します。

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免疫.

自然免疫

細菌が体内に侵入すると、侵入場所には好中球がまっ先に駆けつけ集合し、細菌の貪食を始め、そして25個程度の細菌を食べた後、破裂して細菌ともども死んでしまいます。

 

好中球[イメージ図]

(好中球と細菌の死骸=膿、眼脂、耳漏、痰など)

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自然免疫

次に、好中球と同様の働きをするものに単球のマクロファージがありますが、好中球よりも大きく「大食細胞」とも呼ばれ、アメーバーのように移動しながら触手を伸ばし、細菌などを包みこんで消化してしまいます。

マクロファージ[イメージ図]

1個のマクロファージは100個程度の細菌を食します。 さらに、マクロファージは細菌を貪食しながら、間脳視床下部体温中枢を刺激(サイトカインの一種インターロイキン1)して体温を上昇させ、白血球の働きを活発にします。

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また、単球の樹状細胞は細菌に対して食作用、飲作用をしながら、その細菌(抗原)の情報をリンパ球成分のT細胞(ヘルパーT細胞)に伝達(モノカイン)するという重要な役割を担っています

 

樹状細胞 [イメージ図]

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獲得免疫

樹状細胞から情報を得たT細胞は細菌が「自己」か「非自己」かを見分け、「非自己」と認識した場合は、B細胞に抗体産出の指令(リンフォカイン)を発します。

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T細胞には抗体産出を促進するヘルパーT細胞、逆に抑制する制御性T細胞などがあり、免疫系の抗体産出の促進と制御の中心となっています。

 

T細胞[イメージ図]

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)はこのヘルパーT細胞を破壊します。→後天性免疫不全症候群(AIDS

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獲得免疫

ヘルパ-T細胞から抗体産出の指令を受けたB細胞は分化・成熟してプラズマ細胞形質球)となります。

B細胞[イメージ図]

(通常、形質球の白血球百分比は0%)

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獲得免疫

さらに、プラズマ細胞は、特定の抗原(ここでは特定の細菌)に対応する特定の抗体(免疫グロブリン IgG)を血清中に大量に産出し、この抗体が細菌を攻撃(抗原抗体反応)して死滅させてしまうのです。.

この時点で制御性T細胞が働いて抗体産出を中止させ、生体は細菌侵入前の状態に戻ります。

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