食中毒タイトル

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私達は人間さまの体の中で日夜分裂増殖に励み、腸内の細菌たちのバランスをもとっている無害というよりは、むしろ人間さまには有用な非病原性大腸菌(※ウィキペディア「大腸菌」へリンク)(Escherichia coli)です。

最近また、食中毒の原因菌として騒がれている腸管出血性大腸菌O157O111O26などは、私達非病原性の大腸菌から変異した有害な下痢原性大腸菌の一種で、いわゆる、私達とは親戚関係にあるのですが、私達非病原性大腸菌腸管出血性大腸菌の人間さまに及ぼす影響の利害はまったく反対です。この点につきまして釈明方お詫び申し上げます。

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大腸菌

[大腸菌]
(イメージ図)

 

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 主な細菌

主な細菌のグラム染色と形による分類

G陽性桿菌図

[G(+):グラム陽性 G(-):グラム陰性]

 

 

腸管出血性大腸菌(※ウィキペディア「腸管出血性大腸菌」ページへリンク)(Enterohemorrhagic E. coli)三類感染症

 

 

;腸管出血性大腸菌食中毒はこの菌の産生する毒素ベロトキシン(※ウィキペディア「ベロ毒素」ページへリンク)(Verotoxin =志賀毒素:志賀赤痢菌のつくる毒素)によるもので、下痢、腹痛、粘血便、発熱のほか出血性腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)(※ウィキペディア「溶血性尿毒症症候群」ページへリンク)を併発します。

とくに、免疫力の低下した高齢者や抵抗力の弱い乳幼児が感染すると致命的になることがあります。
この菌の生態や自然界の分布については不明な点が多く、私達もあまりよく存じません。
かの悪名高い腸管出血性大腸菌O157(※ウィキペディア「O157」ページへリンク)O111(※金沢市ホームページ「腸管出血性大腸菌感染症(O157、O26、O111等)とは」のページへリンク)O26などはこの下痢原性大腸菌に属し、腸の中で増殖、粘膜に作用して出血性の下痢や激しい腹痛を起こします。
腸管出血性大腸菌O157O111O26などの最大の特徴は、通常、感染型食中毒は腸内に10万個以上の生菌数が存在しないと発病しないのに対し、これらの菌は生菌数が100個前後の微量でも発病するということです。

 

 

微量感染という点では赤痢や腸チフス、パラチフス、コレラなどの経口伝染病によく似ています。
また、腸管出血性大腸菌O157O111O26などの潜伏期間は摂食した菌量にもよりますが、一般に4日~8日とされています。 放っておくと、この菌の産生するベロトキシンのために溶血性尿毒症症候群や腎不全を引き起こして死に至ることもあります。 致命率[(死者数/患者数)×100]は2~3%にも達します。

腸管出血性大腸菌O157O111O26などの汚染源井戸水や生肉の可能性が高いといわれています。 下痢原性大腸菌のなかでも最も 悪質な大腸菌なのです。

腸管出血性大腸菌O157O111O26などに対する予防としては、調理前、調理中、調理後の器具の熱湯消毒と飲食物の60~70℃の加熱、または煮沸があげられます。

 

腸管出血性大腸菌といえども私達にとっては同じ仲間の大腸菌です。 ここで、“罪ほろぼし”に細菌性やウイルス性食中毒の予防法をお教えいたします。
まず、
第一に、夏バテなどによる体力の低下を防ぎ、“免疫力を高める”ことです。
第二に、飲食物を取り扱う器具類や服装は“清潔”なものにして下さい。
第三に、飲食物を低温冷蔵や加熱することによって細菌の増殖を抑えたり、殺菌できるよう“温度”を考えて下さい。
第四に、ほとんどすべての食中毒菌やウイルスは人間さまの生活する環境で増殖します。 調理後は、“迅速”に食べてしまうことです。

お話はまだまだ尽きませんが、 今後とも私達非病原性の大腸菌とは以前と変わらず、いやいや、以前以上の共存共栄のおつきあいの程よろしくお願い申し上げます。

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結局! 薬局! 花野井薬局!

 

滅菌目的とするもののうちに含まれるあらゆる微生物を
殺して完全な無菌状態にすること。

 

 毒➽対象物中の病原菌を殺して感染の危険を取り除く
ことをいい、非病原微生物は生き残っている
状態。=殺菌

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この度!地下足袋!リンクの旅へどうぞ~

詳しくは花野井薬局健康コラム  ”なにをいまさら、されど「食中毒」” をご覧ください。

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