微生物や異物の侵入をくい止めたり、生体内に入った微生物の増殖を抑えたり、また、異物を排除したりして生体自身を守ろうとするシステムを生体防御と言います。

どーもくんギター

 生体には防衛と攻撃の二つの防御システムがあります。

Ⅰ、防衛システム

 

涙やだ液、気管支の粘液中などに多く含まれる酵素は、微生物の細胞膜を溶かし、活動のできない状態にします。また、食物とともに侵入してきた微生物は強酸性の胃酸によって分裂増殖を阻害され、たとえ胃を通り抜けたとしても腸内細菌によってその繁殖が抑えられます。

 さらに、出血した傷口から細菌などの侵入を防ぐため、かさぶた(瘡蓋)ををつくるのも防衛システムの一つです。                                                      

出血

血管が損傷を受け出血すると血小板が壊され、複雑な過程で生成された活性トロンボプラスチンが血しょう中に遊離されます。
これが血しょう中のプロトロンビンCa2+の存在のもとでトロンビンに活性化し、活性化されたトロンビンはフィブリノーゲン(繊維素原)フィブリン(繊維素)にします。 このフィブリンが血管の損傷部を網状に覆い、血球と一緒に血ぺいを形成し血管壁を塞いで出血を止めます。

 

[血液凝固のしくみ]

血液凝固の仕組み

血液の成分

Ⅱ、攻撃システム

 細菌などが防衛システムを突破して生体内に侵入した場合、これらを待ち構えているのが白血球です。

白血球の攻撃システム

   1、貪食作用・・・微生物や異物を好中球や単球が取り込んで消化   

   2、体液性免疫・・・抗体を産生して微生物や異物を処理        

   3、細胞性免疫・・・担当細胞が微生物や異物を直接攻撃して破壊

白血球

リンパ球

リンパ球図式

プカポワ正面

免疫

[体液性免疫]

免疫反応

[細胞性免疫]

 生体内に侵入する外敵にはさまざまな種類があります。 万一、これらの外敵が防衛システムを破って生体内に侵入した場合には、攻撃システムの免疫担当細胞(細胞性免疫)と抗体(体液性免疫)との見事な連携プレーによって発症を未然に防ぎます。
もちろん、侵入外敵が勝てば生体は発病するし、免疫抵抗力が優れば予防にもなり治癒もします。

そしてこのとき、直接的に、また、間接的に、生体への援軍となるのが、抗生物質をはじめとするいろいろな薬剤なのです。

かめっ太走る

 

 

 

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詳しくは花野井薬局健康コラムなにをいまさら、されど「アレルギー」免疫をご覧ください。
また、 「抗生物質のチョコット知識」のお話もお聞きください。

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