” 虫刺され”はリッパな皮膚病のひとつです

 

 毎年この季節になると、あちこちでケムシハチなどの毒虫、カサゴなどの毒魚や毒クラゲに刺されるちょっとした被害が相次ぎます。

 一般にこれらの虫や魚の毒液は蟻酸(Formic acid    HCOOH)と呼ばれる酸性の化学物質なのでアンモニア水のようなアルカリ中和します。 アンモニア水がなければ重曹(炭酸水素ナトリウム NaHCO3)石けん液を使用します。

 

虫刺され

 

〜応急処置〜

①ケムシやドクガに刺されたとき

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ケムシ

毛虫

.

 激しいかゆみとじん麻疹の症状が現われます。 かきこわすと化膿してとびひ(伝染性膿痂疹)になるので注意しましょう。

 

point1

水道水で洗い流し、かいたりこすったりしないようにします。

point2

セロハンテープガムテープを貼ったりはがしたりして毒針を取り除きます。

point3

口で毒を吸い出します。

point4

アンモニア水重曹水、抗ヒスタミン軟膏を塗布したり抗ヒスタミン剤を服用します。

point5

はれやかゆみ、痛みが強いときは冷たいタオルなどで冷やし、病医院を受診します

 

②ハチに刺されたとき

..ハチ..

ハチ

point1

ミツバチはセロハンテープガムテープで針を取り、その他のハチの針はとげ抜きで取り除きます。

point2

口で毒を吸い出します。

point3

アンモニア水重曹水抗ヒスタミン軟膏(とくにミツバチ)を塗り、で冷やします。

point4

痛みが強いときは、抗ヒスタミン剤を服用します。

point5

何ヶ所も刺されたり頭痛、嘔吐、じん麻疹が出たときはすぐに病医院を受診します。

 

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 ここでハチ毒はハチの一時的な防衛のための毒なので、ハチ毒そのもので死ぬようなことはまずありません。

 しかしたまたま特異体質の人が複数回ハチに刺されると、ハチ毒に対するアレルギー反応(抗原抗体反応)が起こり、アナフィラキシーショック死することもあります。

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  かめっ太走る

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この度!地下足袋!リンクの旅へどうぞ〜 

 

詳しくは花野井薬局健康コラム“なにをいまさら「アレルギー”をご覧ください。

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   ③毒魚・毒クラゲに刺されたとき

.クラゲ

クラゲ

 

 

 

 オコゼ、カサゴ、エイなどの『えらぶた』や『ひれ』のとげには毒腺があり、刺されると痛みやはれ、充血などの症状を起こします。

  クラゲの中には毒性の強い刺糸をもっているのもいて、刺されると赤くはれて痛んだり、神経が麻痺して足腰が動かなくなったり、ときには呼吸困難で生命の危機に陥ることもあります。

 

point1

これらの毒液はハチ毒と同じ蟻酸なのでアンモニア水重曹水を塗り、湿布をします。アルコールで傷口を消毒するのも効果があります。

point2

はれがひどいときや吐き気、頭痛などの症状が出たときはすぐに病医院を受診します。

 

 

 

④カ・アブ・ブヨに刺されたとき

 カ

 

アブ

 

 かきこわすと細菌が刺し傷から入り化膿してとびひになることもあります。

 

 

point1

アンモニア水重曹水を塗布します。

point2

かゆみの強いときは抗ヒスタミン軟膏を塗ります。

point3

とびひになったときは抗生物質の軟膏を使います。

 

 

 この時期、田畑の仕事はもちろんのこと、ハイキング、屋外でのバーベキュー、公園の散策やジョギングなどには、紫外線のみならず、虫よけ、虫刺されの対策をもしてお出かけください

 

 

山