こんにちは。

   ついこの間まで、”体温以上の暑さ”などといっていたのがうそのようです。

 一日の寒暖の差が激しくなったせいか、木々もだいぶ色づいてきました。

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紅葉

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  気温が急に下がり、空気が乾燥、加えて夏バテによる体力消耗や免疫機能の低下。

  こうなると、細菌やウイルスにとっては、活発に増殖できる絶好の環境になります。

 

 インフルエンザが各地で流行りだしているとのことです。

 インフルエンザは伝染性がきわめて強い感染症で、多くは急速に流行し、ときには世界的大流行(パンデミック:pandemic)を招きます。

 飛沫感染か接触感染後、2~3日の潜伏期間をおいて、悪寒、頭痛、咽頭痛などの前駆症状をともなって発症し、咳、喀痰などの上気道症状のほか、全身の筋肉痛や関節痛などの激しい症状が現われます。

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風邪

 

 

  インフルエンザの流行防止には正しい知識による予防と治療が大切です。

  最近、

  抗インフルエンザウイルス薬として、一日一回一度の経口薬も発売されています。

 

インフルエンザA型

[A型インフルエンザウイルス]

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 ヘマグルチニン(HA)が狙いをつけた細胞、その細胞の表面にあるノイラミンを、ノイラミニダーゼ(NA)が分解してドッキングすると、インフルエンザウイルスによる感染が成立します。そして、インフルエンザウイルスはその細胞に侵入して乗っ取り増殖を始めます。

 

細胞

[ウイルスの感染と増殖]

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抗インフルエンザウイルス薬作用点

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ステップ2(脱殻)阻害薬

    M2たんぱく阻害A型インフルエンザウイルスのみ

*シンメトレル
耐性株の出現が問題となっているため、現在、インフルエンザの治療には推奨されていません

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ステップ3(遺伝子やたんぱく質の生産)阻害薬

       キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害

*ゾフルーザ (内服薬:1日1回 1度)

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ステップ4(ウイルスの複製)阻害薬

       RNAポリメラーゼ阻害

*アビガン (内服薬)
有効性を示す臨床試験の成績が限られること、ヒトにおいて催奇形性を有する可能性があることから、他の抗インフルエンザウイルス薬が無効または効果不十分な新型または再興型インフルエンザが発生し、国が必要と判断した場合のみ投与が検討されます。

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ステップ5(ウイルスの旅立ち)阻害薬

       ノイラミニダーゼ阻害

 * タミフル (内服薬:1日2回5日間服用)

 *リレンザ (吸入剤:1日2回5日間吸入)

 *ラピアクタ (点滴静注:1日1回 1度 症状により2~3度投与)

 *イナビル (吸入剤:1日1回 1度)  

 

これらの薬剤は服用法や使用法に違いはありますが、解熱効果には大きな差はありません。

また、治療だけでなく、インフルエンザの感染予防(ゾフルーザ、ラビアクタには予防の適応はありません)にも処方されています。

 

 

もみじ

 

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この度!地下足袋!リンクの旅へどうぞ~

詳しくは花野井薬局プライベートノート”感染症のチョコット知識 の中の

”インフルエンザウイルスが起こす感染症”をご覧ください。

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