先日 朝日新聞(2019年5月10日金)の 生活 患者を生きる(3793)のところに風”が掲載されていました。

 かつて「ぜいたく病」といわれていた痛風は今や国民病です。細胞の核に含まれる「プリン体」が分解されてできる老廃物が尿酸です。

 その「尿酸値が血液7mg/dlを超える高い状態」になると、関節にたまった尿酸の結晶がはがれ落ち、これを異物とみなした白血球が攻撃し、炎症を起こす物質がでると「風が吹くだけで痛い」とされる痛風の発作が起きます。

 

カキツバタ

[杜若]

 

痛風は「尿酸のつくりすぎ」によるものと、「尿酸を排泄する力が弱い」のが原因の二つのタイプがあります。さらに、尿酸の排泄は3分の2が腎臓を通じて尿から、3分の1が腸から便などを通じて排出されます。
さらに、小腸など腸管からの排泄機能が低下すると尿酸が体内に溜まるという重要なこともわかりました。

 

痛風発作.

 そして、治療はまず、鎮痛薬などで炎症を抑えたあとに尿酸値を下げる薬を服用します。

 薬は、尿酸をつくりすぎるタイプか、尿酸を排泄する力が弱いタイプかで違う場合があります。

 最近の研究では、日本人患者の8割に、発症リスクの上がる遺伝子変異(ABCG2)があり、痛風予備軍の3割にはこの遺伝子が原因となっていることもわかってきました。

 ほかにも、アルコール分解に関係する遺伝子の働きが強い人は、痛風になるリスクが高いといわれています。

 ここで、尿酸値が上がらないようにするにはアルコールやプリン体の多い食品のとりすぎを避け、さらに、水分を十分に摂取し、適度な運動をするのがよいといわれています。

 ただ、現代の生活スタイルで食事や飲酒に気をつけるだけでは痛風の人が尿酸値を血液6mg/dl以下を維持するのは極めて難しい。

 薬でうまくコントロールすれば発作が全くない状態にできるので、段階的に健康的な生活へ変えていければいい…と。

 

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チョコット詳しくは花野井薬局健康コラム

“なにをいまさら、されど「痛風」”

をご覧ください。

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