こんにちは。

 活発な線状降水帯が九州北部附近に居座ったため、集中豪雨が九州地方ばかりでなく、四国や近畿、東海、関東地方などにも記録的な猛烈な大雨をもたらし、洪水や冠水、がけ崩れなどの水害が各地で相次いでおります。

 現地の方々のご心労いかばかりかとお察し申し上げます。先日、

 

9月アスクレピアス

 

 「NTM症 病原菌を正確に特定」という記事が掲載(朝日新聞 2019 8月28日)されていました。

 長引くせきやたん、発熱などが特徴の「非結核性抗酸菌(NTM)症」を起こす病原菌について、DNAから正確に見分ける方法を大阪大学のチームが開発した、とのことでした。では、NTMとは…。

 NTM(非結核性抗酸菌:nontuberculous mycobacteriaマイコバクテリウム属に属し、結核菌群とライ菌群を除く抗酸菌の総称で、NTM症を起こす原因菌です。 

 これらの菌にヒトが感染すると結核に似た病変を呈し、一般に抗結核薬に抵抗性が強く、化学療法剤での治療はきわめて困難といわれています。

 肺のみならず、皮膚や表在性リンパ節などへの感染もあります

 非結核性抗酸菌としては、Mycobacterium aviumや Mycobacterium intracellurare、Mycobacterium kansasii などが存在しますが、とくに、Mycobacterium aviumと Mycobacterium intracellurareの2菌腫は区別しないMycobacterium avium complex(MAC菌)と呼ばれています。

 

肺MAC症 

 肺MAC症は結核菌と同じマイコバクテリウム属に属するMAC菌の感染によって起こる、最近、急増している肺感染症です。

 急増している原因として考えられているのが浴室での感染といわれています。.

温泉

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 MAC菌は24時間風呂のフィルターの中に非常にたくさん存在していることが多く、42℃前後の温度で増殖しやすく、気密性の高い浴室はMAC菌にとっては最適の環境です。そして、

 浴槽のお湯の注ぎ口シャワーヘッドのぬめりゆあかのほか、土壌水の中にもいます。そのような所で、

 しぶきや霧状の水滴、土ぼこりなどが発生し、その中のMAC菌を肺に吸い込むと感染すると考えられています。ただ、

 MAC菌は温水の中に多いので、感染プールや温泉とはある程度の関連はありますが、どの程度かなどはまだよくわかっていない、とのことです。

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 MAC菌は結核菌とくらべて病原性が弱いため、感染してもしばらくは症状のない状態が続くそうです。その後、

   肺の炎症が進むと、せきやたん、血の混じったたんなどの症状が現われますが、結核とは異なり、人から人へ感染することはない、といわれています。

 肺MAC症が進むと一時的な発熱や全身のだるさ、食欲低下よる体重減少といった症状が起こるようになり、こうした症状が10年以上の長い時間をかけてゆっくりと肺MAC症は進行していくそうです。

 

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   詳しくは 花野井薬局 プライベートノート

      ”主な病原微生物 59´非結核性抗酸菌” 

                            をご覧ください。
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