こんにちは。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は収束どころか以前に比べて勢いが増してきているようにも思われます。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株が日本を含めて各国で確認されておりますが、ゲノムにRNA遺伝子をもつウイルスは変異を起こしやすいともいわれ、遅かれ早かれ変異株の出現は時間の問題と予想されていたようです。
ならば、ヒトに好ましくないウイルス変異が生じるのを防ぐには、感染者を減らしてウイルスそのものの数を少なくすることが根本的に必要な対策で、それには、3密を避けることはもちろん、手洗いやうがい、マスク着用、大人数での会食を控えるなどの基本的な感染対策をいま一度徹底することに尽きる、と考えられています。
ところで、新型コロナウイルス感染症の激増は周知の事実ですが、感染症のなかでも表立ってはいませんが性感染症(STI)の増加は気がかりな問題になっている、とのことです。
性感染症にかかわる主な病原微生物
ヒトパピローマウイルス(尖圭コンジローマ)
☆主な細菌
①膣トリコモナス症(膣トリコモナス)・・・近年は減少傾向にあるものの再発を繰り返す難治症例が少なくありません。
②梅毒(梅毒スピロヘータ)・・・近年急増。なかでも、ヘテロセクシャルな男女間で増加。
③そ径リンパ肉芽種(性器クラミジア)・・・男女ともに罹患率が増加しています。
④性器ヘルペス(単純ヘルペスウイルス)・・・こんにち横ばい状態。
⑤AIDS(HIV)・・・近年は横ばいではあるが、依然、男性同性間性的接触者が流行の中心。
⑥淋病(淋菌)・・・男女とも罹患率が減少しているとはいえません。
⑦軟性下疳(軟性下疳菌)・・・発生頻度は低い。
⑧尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルス)・・・ここ数年、報告者数は急増しているが、女性では減少傾向ながらも、HPVワクチンとの関係を確認する必要がある、とのこと。
これらは、発生動向からみた性感染症の最近の罹患率の傾向ですが、性風俗の多様化、開放的男女間の営みが進み、さらに性行為の低年齢化が顕著となっています。
したがって、近年ティーンエージャーのクラミジア感染症の増加や重症梅毒の 感染、HIV感染などが問題となっており、性感染症の種類は時代とともに変化はしていますが性感染症の増加は憂慮すべき事態、とのことです。
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結局!薬局!花野井薬局!
詳しくは
花野井薬局 プライベートノート”性感染症のチョコット知識”を
ご覧ください。
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