こんにちは。

 季節の変わり目ですネ。

 体力免疫機能が低下すると、かぜ症候群の病原体がはびこります。

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咳き込む女性

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 かぜ症候群、なかでもインフルエンザウイルス(Influenza virus)の体内への侵入にはとくに気をつけましょう。

 インフルエンザが各地で流行りだしているとのことです。

 インフルエンザは伝染性がきわめて強い感染症で、多くは急速に流行し、ときには世界的大流行(パンデミック:pandemic)となります。

 飛沫感染か接触感染後、2~3日の潜伏期間をおいて、悪寒、頭痛、咽頭痛などの前駆症状をともなって発症し、咳、喀痰などの上気道症状のほか、全身の筋肉痛や関節痛などの激しい症状が現われます。

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風邪
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  さらに、細菌や真菌による二次感染を起こすことがあり、

 乳幼児や高齢者では重篤な肺炎や心筋炎を併発します。

 予防接種には不活化ワクチンが用いられますが、インフルエンザウイルスは抗原(HA:haemagglutinin抗原、NA:neuraminidase抗原)変異を起こしやすいので、体内にできた抗体は抗原の変異した新しいインフルエンザウイルスが出現するとそのウイルスに対しては働くことができません。

そのため、「生涯免疫」得られないので毎年の接種が必要です。
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① インフルエンザの感染症状

 インフルエンザに感染すると、2~3日の潜伏期間ののち、38℃以上の急な発熱のどの痛み関節痛筋肉痛怠感などの初期症状が現われます。

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不眠

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38℃以上の高熱が続く場合は、インフルエンザが疑われます。

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 インフルエンザの治療
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インフルエンザと思ったら、まず、

 

ゆっくりと休んでください。 そして、

①安静 ②保温 ③水分補給 ④栄養補給 に努めましょう。

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風邪

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◎インフルエンザの薬物療法

 

# 抗インフルエンザウイルス薬

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    M2たんぱく阻害A型インフルエンザウイルスのみ

*シンメトレル
耐性株の出現が問題となっているため、現在、インフルエンザの治療には推奨されていません

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       キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害

*ゾフルーザ (内服薬:1日1回 1度)

細胞の核内でウイルスmRNAの合成開始を阻害することによりウイルスの増殖を抑制します。

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       RNAポリメラーゼ阻害

*アビガン (内服薬)
有効性を示す臨床試験の成績が限られること、ヒトにおいて催奇形性を有する可能性があることから、他の抗インフルエンザウイルス薬が無効または効果不十分な新型または再興型インフルエンザが発生し、国が必要と判断した場合のみ投与が検討されます。

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       ノイラミニダーゼ阻害

 * タミフル (内服薬:1日2回5日間服用)

 *リレンザ (吸入剤:1日2回5日間吸入)

 *ラピアクタ (点滴静注:1日1回 1度 症状により2~3度投与)

 *イナビル (吸入剤:1日1回 1度)  

 

これらの薬剤は服用法や使用法に違いはありますが、解熱効果には大きな差はありません。

また、治療だけでなく、インフルエンザの感染予防(ゾフルーザ、ラピアクタには予防の適応はありません)にも処方されています。

 

  

# その他の薬剤

抗生物質

 ウイルスによるかぜには一部の薬剤を除いて抗生物質といえどもあまり効果は期待できません。 しかし、抗生物質は、ウイルスによって免疫の低下した体に侵入し肺炎や気管支炎などを起こした細菌(感染症)を死滅させたり、体内にこれから侵入して病気を起こそうとする細菌の増殖を抑制(感染予防)する効果があります ー原因療法ー

 

*熱を下げ、痛みを和らげるお薬(鎮痛解熱剤)

 

*くしゃみ、鼻水、鼻づまりを止めるお薬(抗ヒスタミン剤)

 

*せきを鎮め、たんを切るお薬(鎮咳去痰剤)

 

これらは、対症療法といわれています。苦痛となる症状を和らげて治療を促進するのがその目的です

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. ③ インフルエンザの予防

インフルエンザウイルスの感染侵入経路は、感染者のせきやくしゃみと一緒に排出されるウイルスを吸い込む(飛沫感染)か、
ウイルスの付いたものに触れた手で目や鼻や口に触る(接触感染)かのいずれかです。

 

インフルエンザの予防は、まずは”ワクチン”の接種と、次いで”手洗い”。それに”マスク””うがい”をすることです。

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 インフルエンザのワクチン接種により、インフルエンザの重症化を防ぐことができます。 流行前のワクチンの接種に心がけましょう。

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診察

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★インフルエンザワクチンについて

「生涯免疫」は得られないので毎年の接種が必要です。 

それでもウイルスの種類が多いのでインフルエンザにかかる可能性はあります。

 しかし、インフルエンザワクチンを接種すると

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①免疫が得られ、副作用は限りなく0(ゼロ)に近い。

②かぜ症状が軽くて済みます。

③体外へのウイルス排出量を少なくするとともに、

排出期間も短かくなるので大流行を防ぎます。

④かぜによる発熱期間が短かくて済みます。

⑤重症になりにくい。

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など多くの利点があります。

 

 インフルエンザウイルスについてもう少し詳しく

 

 膜たんぱく質や核たんぱく質の抗原性よって、インフルエンザウイルスには、A型、B型、C型の3種類の型があります。
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3種類のインフルエンザウイルスの比較

[インフルエンザウイルスの比較]

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 いずれも、遺伝子としてRNAをもっているRNAウイルスです。

 インフルエンザウイルスは、遺伝子をたんぱく質の殻(カプシド:capsid)が包み、その外側を脂質でできた膜状の構造エンベロープ(envelope)が囲み、エンベロープの表面からはヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA)という抗原が突き出ています。

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インフルエンザA型

[A型インフルエンザウイルス]

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 ヘマグルチニン(HA)が狙いをつけた細胞の表面にあるノイラミンを、ノイラミニダーゼ(NA)が分解してドッキングすると、インフルエンザウイルスによる感染が成立します。そして、インフルエンザウイルスはその細胞に侵入して乗っ取り増殖を始めます。

 

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細胞

[ウイルスの感染と増殖]

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大和田150(i)

 

 

 

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~この度!地下足袋!リンクの旅へどうぞ~

さらに詳しくは

花野井薬局プライベートノート”感染症のチョコット知識” の中の

”インフルエンザウイルスが起こす感染症”をご覧ください。
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