Ⅰ.インフルエンザの予防
まずは“ワクチン”の接種。次いで“手洗い”、 “マスク”、“うがい”を励行しましょう。
★インフルエンザワクチンについて
「生涯免疫」は得られないので毎年の接種が必要です。 それでもウイルスの種類が多いのでインフルエンザにかかる可能性はあります。 しかし、インフルエンザワクチンを接種すると
①免疫が得られ、副作用は限りなく0(ゼロ)に近い。
②インフルエンザ症状が軽くて済む。
③体外へのインフルエンザウイルス排出量を少なくするとともに、排出期間も短かくなるので大流行を防ぐ。
④インフルエンザによる発熱期間が短かくて済む。
⑤重症になりにくい。
など多くの利点があります。
Ⅱ.インフルエンザの治療
予防したにもかかわらず、インフルエンザにかかった場合 😳
タミフル内服剤とリレンザ吸入剤に加えて、今年から
イナビル吸入剤が医師の処方により使用できるようになりました。
イナビル吸入剤の最大の特徴は
イナビル剤たった1度の吸入で
インフルエンザの治療が期待できる
ことです。
吸入方法の動画およびインフルエンザに関する情報は、
「インフル・ニュース」でご覧いただけます。
さらに、吸入後も
①安静 ②保温 ③水分補給 ④栄養補給 には努めましょう。
そして、イナビル吸入剤に、ときとしてほかの薬剤が併用処方されることがあります
★併用薬
*抗生物質
インフルエンザウイルスには一部の薬剤を除いて抗生物質といえどもあまり効果は期待できません。 しかし、抗生物質はインフルエンザウイルスにより免疫力の低下した体に侵入し、肺炎や気管支炎などを起こした細菌(感染症)を死滅させたり、体にこれから侵入して病気を起こそうとする細菌の増殖を抑制する(感染予防)効果があります。 ー原因療法ー |
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この度!地下足袋!リンクの旅へどうぞ~
詳しくは 花野井薬局 プライベートノート ”抗生物質のチョコット知識”をご覧ください。
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*熱を下げ、痛みを和らげる薬剤
*くしゃみ、鼻水、鼻づまりを止める薬剤
*せきを鎮め、たんを喀出する薬剤 など
対症療法といいます。苦痛となる炎症を和らげて治療を促進するのがその目的です。