先日、千葉県立柏の葉公園に行き、公園内の茶室で美味しいお茶を一服、楽しませていただきました。

 無風の薄曇り空の公園では、老若男女、大勢の人が集まり、思い思いに体を動かし楽しんでいる様子。

 晩秋の木立には目も眩むほどの赤と黄色の多くの紅葉が、少ない緑の葉を包んで、散り終えた茶色の落ち葉と一緒になって醸す美しさは、春の花にも勝るとも劣らない多原色の紅葉のトンネル、これは一幅の絵のようでした。

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イチョウ

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ところで、 このところ、急に気温が下がり空気は冷たく、また、乾燥もしています。

 冷たく乾燥した空気はのどや鼻の粘膜も乾燥させます。

 そうなると、粘膜がウイルスの侵入を防ぐ機能が落ち、ウイルスが体内に潜り込みやすくなります

   さらに、 夏バテによる体力や免疫機能の低下

 こうなると、

 かぜ症候群の病原体がはびこります。

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 かぜ症候群、なかでもインフルエンザ(Influenza)流行の兆しが見え始めているので、インフルエンザウイルスの体内への侵入にはとくに気をつけましょう。

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診察

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 膜たんぱく質や核たんぱく質の抗原性よって、インフルエンザウイルス(Influenza virus)には、A型、B型、C型の3種類の型があります。

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[インフルエンザウイルスの比較]

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  いずれも、遺伝子としてRNAをもっているRNAウイルスです。

 インフルエンザウイルスは、遺伝子をたんぱく質の殻(カプシド:capsid)が包み、その外側を脂質でできた膜状の構造エンベロープ(envelope)が囲み、エンベロープの表面からはヘマグルチニン(HA:haemagglutinin)とノイラミニダーゼ(NA:neuraminidase)という抗原が突き出ています。

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インフルエンザA型

[A型インフルエンザウイルス]

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 インフルエンザは伝染性がきわめて強い感染症で、多くは急速に流行し、ときには世界的大流行パンデミック:pandemic)となります。

 飛沫感染接触感染後、2~3日の潜伏期間をおいて、悪寒頭痛咽頭痛などの前駆症状をともなって発症し、喀痰などの上気道症状のほか、全身の筋肉痛関節痛などの激しい症状が現われます。

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風邪   .  

 さらに、細菌や真菌による二次感染を起こすことがあり、乳幼児や高齢者では重篤な肺炎や心筋炎を併発します。

 予防接種には不活化ワクチンが用いられますが、インフルエンザウイルスは抗原(HA抗原、NA抗原)変異を起こしやすいので、体内にできた抗体は抗原の変異した新しいインフルエンザウイルスが出現するとそのウイルスに対しては働くことができません。

そのため、「生涯免疫得られないので毎年の接種が必要です。

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① インフルエンザの感染症状

 インフルエンザに感染すると、2~3日の潜伏期間ののち、38℃以上の急な発熱のどの痛み関節痛筋肉痛倦怠感などの初期症状が現われます。

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風邪

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 38℃以上の高熱が続く場合は、インフルエンザが疑われます

② インフルエンザの治療

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 ◎インフルエンザと思ったら、まず、

       ゆっくりと休んでください。 そして、

①安静 ②保温 ③水分補給 ④栄養補給 に努めましょう。

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 インフルエンザの薬物療法

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# 抗インフルエンザウイルス薬

.抗インフルエンザウイルス薬はウイルスの増殖を抑え、症状の発現している期間を短縮し、症状を緩和します。

*ゾフルーザ(内服薬:1日1回 服用)

.* タミフル (内服薬:1日2回5日間服用)と

*リレンザ (吸入剤:1日2回5日間吸入)、

*ラピアクタ(点滴静注:1日1回 1度 症状により2~3度投与)に加えて、

*イナビル (吸入剤:1日1回 1度) などがあります。

 これらの薬剤は服用法や使用法に違いはありますが、解熱効果には大きな差はありません。

 また、治療だけでなく、インフルエンザの集団感染への予防にも処方されています。

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# その他の薬剤

.抗生物質

ウイルスによるかぜには一部の薬剤を除いて抗生物質といえどもあまり効果は期待できません。 しかし、抗生物質は、ウイルスによって免疫の低下した体に侵入し肺炎や気管支炎などを起こした細菌(感染症)を死滅させたり、体内にこれから侵入して病気を起こそうとする細菌の増殖を抑制(感染予防)する効果があります。 ー原因療法ー

*熱を下げ、痛みを和らげるお薬(鎮痛解熱剤)

*くしゃみ、鼻水、鼻づまりを止めるお薬(抗ヒスタミン剤)

*せきを鎮め、たんを切るお薬(鎮咳去痰剤)

 これらは、対症療法といわれています。苦痛となる症状を和らげて治療を促進するのがその目的です 

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.インフルエンザの予防

 インフルエンザウイルスの感染侵入経路は、感染者のせきやくしゃみと一緒に排出されるウイルスを吸い込む(飛沫感染)か、

   ウイルスの付いたものに触れた手で目や鼻や口に触る(接触感染)かのいずれかです。

 インフルエンザの予防は、まずはワクチンの接種と、次いで”手洗い”それに”マスク””うがい”をすることです。

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手を洗う

うがい

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 インフルエンザのワクチン接種により、インフルエンザの重症化を防ぐことができます。 流行前のワクチンの接種に心がけましょう。

また、 手洗いマスク、うがいインフルエンザの感染経路を断ち切るのに有効です。

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★インフルエンザワクチンについて

「生涯免疫」は得られないので毎年の接種が必要です。 それでもウイルスの種類が多いのでインフルエンザにかかる可能性はあります。

 しかし、インフルエンザワクチンを接種すると

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①免疫が得られ、副作用は限りなく0(ゼロ)に近い。

②かぜ症状が軽くて済みます。

③体外へのウイルス排出量を少なくするとともに、排出期間も短かくなるので大流行を防ぎます。

④かぜによる発熱期間が短かくて済みます。

⑤重症になりにくい。

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など多くの利点があります。

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かめっ太走る

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この度!地下足袋!リンクの旅へどうぞ~

詳しくは花野井薬局プライベートノート”感染症のチョコット知識” の中の

”インフルエンザウイルスが起こす感染症”をご覧ください。

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