こんにちは。

 先日、梅の木を剪定したところ、だいぶ果実がまるく大きく成長していました。

 ことしは、例年に比べて暖かい日が続いたせいか多くの花が咲き、それに誘われて虫や鳥たちが集まり、受粉活動が活発だったのでしょうか、緑色の鈍い光沢を放つたくさんの梅の実がたわわに。

メジロ001

 もう少し大きくなるまで待って梅干しか、梅ジュースか、それとも 梅酒にでも。

 ところで、NHK”所さん!大変ですよ”の番組で「伊東四朗さん(83)驚きの健康術とは!?」の放映がありましたが、伊東四朗さんの体力と記憶力、そしてそれを維持する秘訣には驚きました。

 なかでも

 1.重い靴を履いた散歩の途中の原っぱで大の字になっての日光浴。
曰く、紫外線によりビタミンDをつくりカルシウムの働きを活発にするー歯は全部自前。

 2.帰宅後念入りな手洗いとうがい。そして、品数が多く栄養豊富なバランスのとれた朝食。
曰く、腸を丈夫にすると免疫が高まる。とくに、納豆と野菜、味噌汁などは毎食摂る。

 3.円周率を1000桁とアフリカの国名を書き出すことができる。
曰く、認知症の防止に役立つ。  などなど。

 『おかしな刑事』ドラマのなかの”居眠り鴨さん”とは相反して伊東四朗さんの私生活での健康と体力と記憶力には感心するばかりです。

 

1.については

 ビタミンD3は、コレステロールが生合成される際の中間代謝産物7-デヒドロコレステロールに紫外線が照射されて起こる光化学反応と、さらに、体温によって起こる熱異性化反応によってつくられます。この反応は動物の皮膚表面でも進行すると考えられています。

 ビタミンD2は、植物ステロールのエルゴステロールが植物体のなかで紫外線照射を受けて起こる光化学反応と、ついで、気温によって起こる熱異性化反応によってつくられます。  

熱中症

  ヒト体内においては、ビタミンD2、D3ともに同等の生理活性を示します。

そして、ビタミンDは

①. 血中のCa濃度の維持と
②. 骨の形成
などに関与しています。

 

2.については

 体内に侵入してくる外敵や再び入ってきた過去の侵入者を素早く撃退する免疫細胞が、栄養や水分を吸収する腸の壁の内側に密集しています。

 腸内細菌は免疫系を活性化させるばかりでなく、免疫も増強させます。

 その腸内細菌を増やし腸内細菌活動を高めるには、

 第一に野菜類、豆類、果物類など植物性食品を摂ること。

 第二に発酵食品を食べること。

 第三は食物繊維オリゴ糖を食すること、などです。

ビタミンタイトル

ところで、

 食物繊維を多くとれば免疫が上がってがんが予防でき、アレルギーも抑えられるともいわれています。

 これにかかわっているのが、新しく発見された制御性T細胞(Tレグ)です。
 制御性T細胞(Tレグ)の発見による臨床への応用は、がんの治療だけでなく、臓器移植の際の拒絶反応の制御、自己免疫疾患、感染症、アレルギー疾患の治療など、多種多様な疾患や症状への対応が考えられています。

坂口志文ほか『免疫の守護者 制御性T細胞とはなにか』講談社 2020

 

3.については

 アルツハイマー型認知症の予防としては

立ちくらみ

 .

① 脳からのアミロイドβの排出を促進する。それには質の良い睡眠をとることです。

  夜:6~8時間

  昼:30分以内

② 脳神経を活性化するそれには

イ. 有酸素運動をする

ロ. コミュニケーションの場を設ける

   いろんな新しい人とのおしゃべりなど

ハ. 知的運動をする

   あやとりや編み物、囲碁、将棋、マージャンなど指先を動かす運動 など。

③   口腔内を清潔にする

   アミロイドβが口から血液を介して脳に蓄積するのを防ぐためには口腔ケアが大事。

                      などが考えられています。

 

 伊東四朗さんの理にかなった健康術にはただただ、驚愕するばかりです。

 コロナ禍のなか、これからも健康に留意し、健やかにお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。

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この度!地下足袋!リンクの旅へどうぞ~

詳しくは花野井薬局プライベートノート

1.“「ビタミン」のチョコット知識 ビタミンD
2.“「免疫」のチョコット知識 腸管免疫”
3.“「脳内神経伝達物質」のチョコット知識 認知症
 

をご覧ください。

また
「身体を知って健康を保つ本」
ご覧いただければ幸いです。
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