夏日、真夏日、猛暑日が競り合い張り合うため、超!暑い日がこのところ連日続いております。
気温が高いと、熱中症症状を起こすばかりでなく、夏バテによりからだの免疫が低下し、外敵に対する生体防御が弱まってしまいます。
反面、細菌にとって高温多湿の夏は、活発に活動するのに最適の環境になります。

 

聞くところによれば、大腸菌O157による食中毒が発生したとのこと。

食中毒タイトル

 大腸菌O157は感染型食中毒を引き起こすグラム陰性桿菌で、下痢原性大腸菌の中の腸管出血性大腸菌の一つです。

腸管出血性大腸菌(Enterohemorrhagic E. coli)感染症 三類感染症
 (※ウィキペディア「腸管出血性大腸菌」ページへリンク)

腸管出血性大腸菌食中毒はこの菌の産生する毒素ベロトキシン(※ウィキペディア「ベロ毒素」ページへリンク)(Verotoxin =志賀毒素:志賀赤痢菌のつくる毒素)によるもので、下痢、腹痛、粘血便、発熱のほか出血性腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)(※ウィキペディア「溶血性尿毒症症候群」ページへリンク)を併発します。

とくに、免疫力の低下した高齢者や抵抗力の弱い乳幼児が感染すると致命的な病因になることがあります。

マッサージ

 腸管出血性大腸菌O157(※ウィキペディア「O157」ページへリンク)O111(※金沢市ホームページ「腸管出血性大腸菌感染症(O157、O26、O111等)とは」のページへリンク)O26などはこの下痢原性大腸菌に属し、腸の中で増殖、粘膜に作用して出血性の下痢や激しい腹痛を起こします。
腸管出血性大腸菌O157O111O26などの最大の特徴は、通常、感染型食中毒は腸内に10万個以上の生菌数が存在しないと発病しないのに対し、これらの菌は生菌数が100個前後の微量でも発病するということです。

 

 

微量感染という点では赤痢や腸チフス、パラチフス、コレラなどの経口伝染病によく似ています。
また、腸管出血性大腸菌O157O111O26などの潜伏期間は摂食した菌量にもよりますが、一般に4日~8日とされています。 放っておくと、この菌の産生するベロトキシンのために溶血性尿毒症症候群や腎不全を引き起こして死に至ることもあります。 致命率[(死者数/患者数)×100]は2~3%にも達します。

  腸管出血性大腸菌O157O111O26などに対する予防としては、調理前、調理中、調理後の器具の熱湯消毒飲食物の60~70℃の加熱、または煮沸があげられます。

ここでチョットモーメント

   30分に1回分裂する細菌1個の10時間後の細菌数は

細菌の増殖

     220個、約100万個になります。


かめっ太走る

 

 

 

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結局! 薬局! 花野井薬局!

 

細菌の増殖

 1個の細菌が分裂して2個になり、この新生された2個の細菌が次の分裂を始めるまでの時間を世代時間(Generation time)といいます。栄養や培養温度などの環境にもよりますが、通常、最適の条件下では、大腸菌などの普通の細菌の世代時間は20~30分、結核菌の世代時間は4~5時間といわれています。
たとえば世代時間が20分の細菌 個 は24時間後には理論上 a×272 個 まで増殖するはずです。しかし実際には培地の栄養不足や有害な代謝産物の蓄積などによる環境条件の悪化により、分裂速度が鈍るとともに死滅菌も増加するため、

培地1ml中の生菌数は多くても  1~5×108  個程度です。

 

うさじい挨拶

 

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 これからも厳しい残暑が続きます。

無理をせず、からだをいたわり、免疫をアップして、夏の疲れにつけ込む外敵の侵入から身を守りましょう。
そして、実りの秋、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、天高く馬肥ゆる秋、心身健康の秋、その秋の便りを待ちたいものです。

 

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この度!地下足袋!リンクの旅へどうぞ~

詳しくは花野井薬局健康コラム  なにをいまさら、されど「食中毒」” をご覧ください。

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