こんにちは。
”春過ぎて、もう夏来にけらし”。…ネ。
春のそよ吹く風とは少し違った、初夏の”さわやかな、すがすがしい空気”が肌に感じます。が、
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このところ、夏日・真夏日が全国各地で観測されています。
気をつけましょう!
先日、知り合いの方から聞いた話です。
”オレオレ詐欺”の手口はますます巧妙化、複雑化していて、
”とくに注意を払ってはいたつもりなんだが、詐欺師の言葉巧みな文言にあやつられたみたいで、
我に返って気づいたときには、すっかり、騙されていた。”とのこと
いままでのオレオレ詐欺はその名のとおり”子”を装って
「俺だけど、事故を起こしてしまった。」とか
「俺だけど、仕事に失敗して会社に損害を与えてしまった。」
というのが主でした。
ところが近頃の振り込め詐欺にはこんなのがあるようです。
「還付金等詐欺」
役所や税務署などの職員になりすまし、 「医療費(保険料)の還付金(払戻金)があります。」
と電話をかけてきて「手続きは今日までです。」
などと急がせたうえ、「携帯電話を持って近くのATMへ行ってください。」
とATMに誘導し、還付金受け取りの操作手続きを装って送金させます。
「架空請求詐欺」
「介護施設に優先的に入れる権利があります。
権利を譲ってください。」などと架空の話を持ちかけ
その後、「名義貸しは犯罪だ。」などといって
弁護士費用、保釈金を名目に現金を要求します。
「警察官なり済まし詐欺」
バレルようなオレオレ詐欺の電話のあと
「○○県警です。現在オレオレ詐欺がこの地域で
多発しています。そのような電話はかかってこなかったですか?」
と警察官を装って電話をかけてきます。
自分はオレオレ詐欺を見抜いた!と
思っていたので、その電話があったことを伝えると
「それではぜひ警察にご協力をお願いします。
オレオレ詐欺を取り締まるので一度騙されたフリをしてください。」
といわれ、警察に全面的に協力するつもりでお金を振り込んでしまった。
いかがでしょう。
今までとは少し違った詐欺の手法で
うっかり騙されてしまいそうな手口ではないでしょうか?
「還付金」や「保険」または「介護施設」などは
年配者にとってはとても重要なキーワードです。
このキーワードにハマってしまって、焦り、慌てて、
その結果、騙される、ということになります。
このように少しでも「え?!」と思うことや
「もう時間がない!」というようなことを突然いわれたら
まずは身近な家族、お子様やご兄弟、近くのお友達など、さらには警察に
話をすることで解決できるかもしれません。
たいしたことではないから・・・と考えないで
誰かに相談してみてください。
”疑う心を持つ”ということは
少し寂しい気がします。
自分を詐欺から守り、家族の絆を深めるためにも、常日頃、安否確認の「連絡」や世代を超えたたわいも無い「雑談」などが大切かもしれませんね。
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花野井薬局