こんにちは。

 朝晩は日増しに寒さが身にしみるようになりましたが、穏やかな小春日和が続いております。

 今年はインフルエンザばかりでなく、新型コロナ禍も心配です。

 ”三密”を避け、手洗い、うがいの励行とマスクの着用は予防の基本なので実行に努めたいものです。

 世界保健機構(WHO)が新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)を宣言し、いまも世界中で感染が拡大している新型コロナウイルス感染症の収束は、いまだに見通しが立っていない状況のようです。

 そこで、新型コロナウイルスについてチョコット!

 

 

新型コロナウイルスが起こす感染症(RNA)

   新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を起こす病原体で、このウイルスも一本鎖RNAをもっています。

 新型コロナウイルスもSARSウイルスやMERSウイルスと同様に太陽のコロナの外観をもつエンベロ-プウイルスです。

 自然宿主としてコウモリやネズミ、キツネなどの野生動物があげられますが、まだ、特定はできていません。

 COVID-19の感染様式は飛沫感染と接触感染、空気感染が考えられています。

 COVID-19の臨床的特徴はインフルエンザの症状に加えて致死性の間質性肺炎・肺障害を引き起こすことです。

 感染初期には嗅覚と味覚に異常がみられるともいわれていますが、かぜやインフルエンザなどの感染症でも現れることもあるので、とくに、COVID-19の感染初期症状とはいいがたいとのことです。

 ただ、鼻がつまっていないのに、突然、においが感じなくなるのは新型コロナウイルス感染の特徴で、これは、新型コロナウイルスが侵入すると嗅神経細胞や周辺の組織がダメージを受け、においの分子の情報を受け取れなくなっている可能性があるため、と説明しています。(朝日新聞 2020年11月8日)

 



 加えて、最近の知見では肺だけではなく全身に症状がでることがわかってきました。

 この臓器の炎症に関わっているのが”サイトカインスト-ム”と呼ばれる免疫の暴走です。

 新型コロナウイルスの侵入により分泌されたサイトカインが増えすぎると、免疫は正常な細胞までも攻撃します。
 とくに、血管が炎症を起こして血管が傷つくと血栓ができやすくなります。
 その血栓によって血管がつまると心筋梗塞や脳梗塞などの原因にもつながるという報告があります。

 



 また、新型コロナウイルスに対する鼻腔ポビドンヨード抗菌薬の有効性をin vitro(試験管内)で検討した結果、
ポビドンヨード鼻腔抗菌薬(希釈濃度0.5%、1.25%、2.5%)は、いずれの濃度も接触後15秒以内に新型コロナウイルスを完全に不活化することができたが、70%エタノールは、接触後15秒以内では新型コロナウイルスを完全には不活化することができなかった。
 いずれの溶液でも、曝露後に細胞に対する細胞毒性作用は認められなかった、という。
(JAMA Otolaryngol Head Neck Surg. 2020 Sep 17;e203053. doi: 10.1001/jamaoto.2020.3053. Online ahead of print)

 


 


さらに、新型コロナウイルスによる感染症になった後、
約2割の人に髪の毛が抜けるなど脱毛の症状が確認され、

4か月たっても約1割の人に息苦しさや嗅覚障害が残ったという
研究結果もまとめられています。

(国立国際医療研究センター 2020年10月27日、朝日新聞)

 

  

 

 

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