こんにちは。

5月14日の日曜日は”母の日”。
いかが お過ごしでしたか?

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母の日といえばカーネーション。
小さいお子さんがお小遣いを握りしめ
1輪のカーネーションを母にプレゼント、
というようなお話を聞いたり、そんなところを
見たりすることもありました。

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さて、なぜ、”母の日”にカーネーションを贈るのでしょう。

そもそも”母の日”は世界共通の行事ですが
日にちも習慣も様々です。

 

遅ればせながら

世界の主な国の”母の日”の違いを少しご紹介をいたします。

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<日本>
5月第2日曜日が”母の日”で、
思い思いのプレゼントや花を贈ります。
日本で初めて母の日を祝う行事が行なわれたのが
明治の末期頃と 伝えられています。
大正時代の終わりにはキリスト教の
婦人矯風会が母の日を提唱したことに始まり、戦後一般にも浸透しました。

 

<韓国>
5月8日が「父母の日」とされています。
韓国では父母に子どもたちが感謝の意を伝えるようですが
日本同様、カーネーションを贈る文化もあるそうです。

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<タイ>
タイのシリキット国王妃の誕生日の8月12日を
母の日”としています。
王妃がお生まれになった日にあやかり、
8月12日のタイ国民は自身の母親や王妃へ
尊敬や感謝の気持ちを表すために水色の旗を掲げ
ジャスミンの花を贈るそうです。

 

<ネパール>
ネパールでは決まった日付はありません。
太陰暦で行なわれるため、毎年少しずつ異なります。
結婚して初めての”母の日”を迎える娘は
ごちそうをつくって母に持参するしきたりがあるそうです。
そのほかには甘いお菓子、タマゴや果物などの
プレゼントを用意します。

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<エジプト>
エジプトは3月21日。3月になると街全体が
母の日”のムードで賑わい、カラフルなスカーフが
店頭に並びます。
エジプトの女性は肌を見せないという風習があるので
プレゼントにはとても最適なものです。
エジプトには父の日はないそうです。

 

<オーストラリア>
5月第2日曜日が”母の日”なので日本と同じです。
オーストラリアで”母の日”に贈る花は菊の花です。
大変シックな花ですが、オーストラリアで”母の日”は
一大イベントなのでホテルなどでも
母の日”プロモーションブレックファーストやランチがあります。
母の日”には沿道で花束を売っている人の姿が見られます。

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<フランス>
5月最後の日曜日になります。
ただしキリスト教の聖霊降臨の主日(Pentecot)が
同じ日曜日となってしまう年には6月の第1日曜日が”母の日”だそうです。
フランスではとくにカーネーションとの結びつきは
日本ほどは強くないようです。

 

<イギリス>
イースター・サンデーの2週間前の日曜日です。
一般的にはチョコレートや花束(カーネーションやバラ)
のプレゼントやメッセージカードなどを渡すようです。
お金のない子どもはお手伝いをします。

 

<イタリア>
イタリアも日本と同じく5月第2日曜日です。
花も日本と同じくカーネーションですが
バラやアザレアの鉢植えなども贈ります。
アザレアの売り上げの一部はがん研究のために使われるそうです。
母の日”のアザレアプレゼントはまだ定着はしていませんが
イタリアの”母の日”には”アザレア”を贈るということに今後なるかも?

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<フィンランド>
こちらも5月第2日曜日が”母の日”です。
フィンランドではミニバラを贈るのが一般的なようです。
「Vuokko-ヴォッコ」という二輪草の野草を
母の日の当日の朝、庭や森などから摘んできて
朝食と一緒にベッドまで運ぶという楽しい習慣もあるそうです。

 

まだまだ、ほかの国にも”母の日”はあります。
それでは、なぜカーネーションなのかをお話しましょう。

 

アメリカに住むアンナ・ジャービスという少女の
母親が亡くなったのが1905年5月9日とのこと。
3年後の1908年5月10日、アンナはフィラデルフィアの教会で
亡き母を追悼するために白いカーネーションを祭壇に飾り、
出席者にも配りました。
白いカーネーションは彼女の母が好きな花だったそうです。

 

母に感謝をしてお祝いをするという習慣は
古代ギリシャの時代にもあったといわれていて
神々の母をたたえるお祭りが”母の日”の起源という説があるようです。

そこへ自分を苦労して育ててくれた亡き母に
追悼の意味を込めて白いカーネーションを祭壇に飾った
アンナ・ジャービスのお話からキリスト教徒を中心に
母親にカーネーションを贈る習慣となったそうです。

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いかがでした?
なんとなく贈っていた”母の日”のカーネーションにも
そのような歴史や物語があったのですね。
また、世界中でも様々な習慣やプレゼントの”母の日”があり
来年の”母の日”は少し違った形で迎えられそうです。

 

花野井薬局