こんにちは。
蒸し暑い日が続いております。
気温・湿度が高くなればなるほど、からだはこのような空気に急には順応できず、体力は消耗し免疫は低下します。反面、
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この高温多湿の気候は、細菌やウイルスにとっては、生体宿主への侵入そして増殖に最適の時期となります。
[腸管出血性大腸菌の感染経路と病原性]
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食中毒や熱中症、大気汚染(PM2.5や黄砂など)などによる、さまざまな健康被害が発生します。気をつけましょう。
さて、いつの世も、男女にちょっとした衝突はつきもの。
意見の食い違いや感じ方の違い、感情のもつれ、などなど
「女って!」「男って!」と双方からよく聞かれる言葉です
”何がそうさせるのか” …をチョコット。
男女の心の駆け引きを担う脳
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[脳と脊髄のイメージ図]
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脳は大脳、小脳と脳幹(間脳、中脳、橋、延髄)からなっています。なかでも脳の約8割を占める大脳は人体のコントロールセンターのような役割を果たす中枢器官です。
大脳は論理的な思考や判断、ことばを話すなど高度な知能活動を営む重要な場所です。また、
食欲や性欲など(中枢は間脳視床下部)の本能的な活動場所であり、喜び、悲しみ、怒り、恐怖といった感情を支配する場所でもあります。
大脳は左右ふたつの半球にわかれ、その真ん中を通る脳梁(神経繊維の束)によって連絡されています。そして、
右脳と左脳にははっきりした機能の分担があります。
ものの形を識別したり、絵を描いたり、音楽を演奏したりするときなどに使われるのが右脳(五感を司る動物的な脳)で、物事を直感的にとらえたり、創造力を発揮したりと、感覚的な事柄に関する働きをします(右脳型人間)。
左脳は読む、書く、話すなどの言語活動を営み、計算などの論理的な思考は左脳が中心です(左脳型人間)。
男性は右脳が発達しています。攻撃的な一面がある一方、痛みと出血に弱く、ストレスを感じると黙り、そのストレスをためこんでしまいます。そして、男性は一つのことに没頭すると、他のことには注意を払わない傾向があります。あまり感情的にはならずに、理論的に物事を考える人が多いといえます。
女性の脳は右脳と左脳をつないでいる脳梁の神経線維の束の数が多く太いため、左右の脳の連携が非常によく、右脳と左脳を同時に働かせることができます。言語能力に優れ、感情的になりやすく、話すことが大好きな人が多い、とのことです。
男女の心の駆け引きを担うホルモン
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テストステロンはやる気を出すときやモチベーションを保つために必要なホルモンです。本来は男性に特有のホルモンですが、男性らしい女性をつくることもあります。
体の中には複数のパートナーを獲得しようとするテストステロンと特定のパートナーとの絆を強めるオキシトシンという正反対のホルモンが共存しています。オキシトシンは愛情ホルモンとか幸せホルモンともよばれ、脳下垂体後葉から分泌され、ストレスを緩和し、幸せな気分をもたらします。
これらを踏まえつつ
綾小路 きみまろさん
あれから40年を
聞いてみませんか。
(なつかしいお顔も…)
花野井薬局