こんにちは。

 先日、TVを見ていたら、”ハトの糞害に困っている人が大勢いらっしゃる”、との報道がありました。

 公園等でえさに群がる姿は愛らしく、自由の象徴でもあるハトですが、  一方、空き家やマンションのベランダに群れをつくり、大量の糞による感染症やアレルギー、悪臭、さらには、朝から晩までクークー鳴いているため、悩まされている住民が多く問題視されています。

 ハトは帰巣本能が激しく、人間生活の傍に巣を作り、生活します。

 ところで、クリプトコッカス・ネオフォルマンス(Cryptococcus neoformans)という細菌は自然界に広く分布し、鳥類の糞、とくにハトの糞やそれに汚染された土壌から高濃度に分離されます。

   原発巣は皮膚あるいは肺ですが、脳やその他の内臓をもおかす全身性の感染症のクリプトコッカス症(Cryptococcosis)を引き起こします。

 免疫不全の人が、乾燥した空中を浮遊しているハトの糞を含む塵埃を吸入することで、感染する場合もあります。

 通常、ヒトからヒトへの感染はありません。

 ケガをしたハトを見つけると人情的に助けたくなりますが、乳児や高齢者のいる家庭では、絶対にハトを家の中に入れないでください。

書道

さて、

 『蓼食う虫も好き好き』

   (人の好みはさまざまであるということ)

  この”ことわざ”はお聞きしたことがあるかと思いますが、

 人間、人それぞれに“個性”というものがあり(十人十色)

 また、人それぞれに”好み”というものがあります(割れ鍋に綴じ蓋)

 『風変わりな人』、『変わった人』を好む方も当然いるわけで、
そのような人をよく『』に見立てます。

 そんな立場に立たされるのが』ですが、

 実はこれ、刺身の”つま”などに用いる赤褐色の苦味と辛みのある植物です。

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ヤナギタデ

名前:柳蓼
学名:Persicaria hydropiper
タデ科:Polygonaceae
和名:マタデ、ホンタデ

 このヤナギタデを、葉や茎の部分が苦く、そのうえに辛いにもかかわらず、
それでも好んで食べる虫がいるそうです。

 そこから来たのが

『蓼食う虫も好き好き』

 また、この蓼にとてもよく似た植物があります。
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オオイヌタデ

名前:大犬蓼
学名:Persicaria lapathifolia 
タデ科:Polygonaceae

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 こちらはオオイヌタデといいます。

 虫の大好きな意中の蓼を「本蓼(ほんたで)」と区別するために、オオイヌタデは虫の好みでない平凡な蓼なので
「凡篤蓼(ボントクタデ)」といわれます。

 オオイヌタデはよく見かけますが、幼少のころ、この茎の部分でお互い引っ張りっこをして切れた方が負け、という遊びをしていたことを思い出します。

 さらに、

 オオイヌタデにも似た植物オオバコがあります。

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オオバコ

名前:大葉子(車前草)
学名:Plantago asiatica 
オオバコ科: Plantaginaceae
薬効:鎮咳、健胃、強壮剤、むくみの利尿などに

 

 このオオバコでも草茎相撲をとった思い出があります。

 さて、ヤナギタデのお話に戻りますが、ヤナギタデは苦味や辛味がお料理の薬味となり、「タデ酢」など、魚の調理で 臭みを消すのに使われます。.

 さらに、ヤナギタデには抗菌作用もあります。.

 ヤナギタデは平安時代から使われてきた香辛野菜なのだそうです。

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お刺身とつま

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刺身には甲州ぶどうからつくられた白ワインがよく合いますよ。

ワイン

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