2017年もいよいよ押し詰まってきました。

 そして、もうすぐ大晦日。

 大晦日といえば「除夜の鐘」ですね。

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1月水仙

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除夜の鐘の「除夜」とは、「除日の夜」をいうそうです。

 そもそも「除」という言葉には、古いものを捨て新しいものを迎えるという意味があり、一年の最後、そして新年を迎える日となる大晦日は「除」の日、すなわち「除日」とされています。

 これにより、「除夜」とは大晦日の夜を指すとのことです。.

 「大晦日」は一年最後の特別な「晦日」ということなので、晦日の前に「大」の文字が加えられて「おおみそか」または「おおつごもり」と読まれています。

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.「晦日」を「みそか」「つごもり」というのは、考えてみると不思議な読み方ですが、それは、

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 日本で千年以上使われていた太陰暦(月の満ち欠けの周期を基にした暦。)では暦月の最後の日の日付が三十日を超えることはありません(三十日か二十九日のいずれか)。三十日であれば確実にその日は暦月最後の日なので、「三十日(みそか)といえば月末の日をあらわすことから。また、

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地球月

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   太陰暦の暦月最後の日は、新しい月の前日でもあるので普通は晦日は月が見えない日です。この月が姿をあらわさないことを、月が籠もってしまって姿を隠したと考えて、「月籠り(つごもり)」と呼ばれるようになったことから。

                といわれています。

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 ちなみに「晦」という文字は、これ一文字でも月末の日をあらわす文字で、「くらい」という意味もあります。
月の出ない日ですから夜は暗いというわけですか。

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除夜の鐘

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 人には百八つの煩悩(ぼんのう)があるといわれ、その煩悩を祓うために、除夜の鐘を108回つく、といわれています。

  『煩悩』とは、

ー人間の心身の苦しみを生みだす精神の働きと同時に

  滅することにより、人間に成長をもたらすもの。

肉体や心の欲望、他者への怒り、仮の実在への執着などー

                              をいい、

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そして、これは

『すべての欲』ということにいい換えられるとか…。

  煩悩がなければ何の発展もない、人類の存在もないということなのでしょうか。

 人間にとって煩悩は不可欠なものなんですね。

 煩悩の数は108あるといわれていますが、その由来については諸説があるようです。

1.人には感覚を生じさせることで迷いを起こさせる六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)があり、それぞれに好(気持ちがよい)・悪(不快)・平(どちらでもない)の三種を掛けた18の煩悩があるといわれています。さらに、この18に浄(綺麗)と染(汚い)の二種を掛けて36、そこに過去・現在・未来の3つの時間を掛けて、36×3=108になります。

2.四苦八苦という言葉から、四苦(4×9=36)と八苦(8×9=72)を足して108の煩悩があるともいわれています。

3.一年における月の数(12)と二十四節気(24)と七十二候(72)を足した数(108)。

4.昔から日本では「たくさんの」という意味があるものに、8という数字を使っていました。例えば、八百万の神も実際に八百万の神様がいるわけではなく、それくらい無限にいるという意味です。このことから、煩悩の数が108といわれるのも、本当に108あるわけではなくたくさんの数、という意味かもしれません。

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 これからは、除夜の鐘を108回つき鳴らすのをただ聞くだけでなく『煩悩』 を考えながら、

1年の祓おうかと思います。

 

 筋肉の組織を壊死させる「人食いバクテリア」とも呼ばれる

劇症型溶血性レンサ球菌による感染症が増えている、とのこと。

注意しましょう。

 

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1月蝋梅

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    花野井薬局の年末年始のお知らせです。

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          2017年12月30日(土)から

   2018年1月3日(水)まで

      ませていただきます。

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   2018年1月4日(木)より開局いたします。

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良い年をお迎えください。

サイン600(i)