こんにちは
紅葉の候、朝晩の冷え込みが進み、日増しに秋の深まりを感じる季節となりました。
いかがお過ごしでしょうか。
目に紅葉 山松茸に 海秋刀魚
『食欲の秋』真っ盛り。
その由来の一つ。
満腹感をあたえて食欲を抑える幸せホルモンのセロトニンは日光を浴びる時間が長ければ増加し、短ければ減少するという。
秋は日照時間が短くなります。そうなると
セロトニンの分泌量が減ります。その結果、
食欲が増します。
との三段論法。
食生活・食習慣のかたよりや運動不足はメタボリックシンドロームの要因の一つのⅡ型糖尿病が発症する可能性がでてきます。
気を付けましょう。
さて、食欲とともに増すのがお酒ですね。
ところが、ことしはとくに、コロナ禍で世情がコロコロ変わる中、外出自粛規制強化によるフラストレーションの蓄積が招いた『精神的不安感』や、GO TOトラベル、GO TOイートを利用し、経済活性化に貢献するも『感染への不安感』などはそうたやすくはぬぐい切れません。
そして、先人も曰く、
そこで、数あるお酒のなかでも、「ワインと日本料理」、とくに、おすすめの組み合わせをまたまたおはなししましょう。
良きにつけ、悪しきにつけ
なにかとへ理屈をつくり
酒を飲む
これもまた、楽しからずや!
以前に掲載して好評を得た 元ホテルオークラタバーン柏 シニアソムリエ 西山氏の「ワインと食事」の中の何篇かを、再々度ご紹介をいたします。
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ワインと食事
いろんな料理に対して、どんなワインを飲んでも構いませんが、ワインの持つ酸味、渋味、糖分などのデリケートな味が料理とうまく合ったときに、ワインの味は一段と引き立つものです。 |
.一般に、白ワインは魚、鶏、豚、仔牛などの白身に。赤ワインは牛、仔羊、野獣などの赤身のものに合うとされています。 オードブルに出てくるエスカルゴには、ブルゴーニュの白ワイン。何故なら、エスカルゴはブルゴーニュ地方のブドーの葉で育っているからです。
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ワインと日本料理
日本料理はローカロリーで、かつ、栄養のバランスがよいという理由で世界中から注目を浴びています。 |
なかでも刺身は群を抜き、刺身には甲州ぶどうからつくられた白ワインがよく合います。
ハマチ、トロなど脂ののったものには爽やかな酸味の辛口ワイン。マグロ、カツオ、イカ、タコなどには多少甘みのあるワイン。
天ぷら、カツ、焼魚には辛口の白ワイン。
ウナギ、スキヤキ、ヤキトリなどには軽い赤ワインが合います。
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ロゼワインと料理
日本で飲まれているワインの中で、ロゼワインが一番少ない割には、バラ色、サクラ色、ライトルビーなど美しい色合いから結婚披露宴や各種パーティーの乾杯など、お祝いごとによく使われています。甘みのあるものから辛口まで、味は白ワイン寄りで、冷やした方がすっきりして味全体がしまってきます。 |
ロゼはオールマイティーといわれていますが、濃い味付けの肉料理にはあまり合いません。オードブルや白身魚、チキン、ポークなどに合い、ハムやコールドローストビーフには匂いも少なく、特に合います。
シャンパンと料理
シャンパニュー地方はパリの北東150㎞のところにあります。 白亜質の土壌と年間平均気温摂氏10度のすがすがしい気候でつくられるシャンパンは、赤ワインの原料に用いられる黒ぶどうの比率が多く、また瓶詰めされた状態で長年熟成させるため、どの料理にも合うきめ細やかな泡立ちとコク、そして深い味わいがあります。 |
お祝い事等のパーティーで楽しい雰囲気を二倍にも三倍にも盛り上げてくれるシャンパンに、夢を託して乾杯!
ワイン
ワイン飲む
話飲し
輪飲し
和飲なり
我が人生 ワインとともに
シニアソムリエ 西山俊幸
(日本ソムリエ協会員)
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お酒
静かに、ひとりで飲むもよし。
黙して、ふたりで飲むもよし。
目と目を合わせて、恋人と飲むもよし。
信じあう夫婦で飲むのも、これまたよし。….